アーモンド-秋(その1)
【過去記事20210925】
いよいよ気持ちの良い秋の気温です。庭の空気のにおいも、夏の青っぽいにおいから落ち着いた匂いに変わってきました。キンモクセイの香りはすでに終わっています。
ブログを題名「Olive&Almond」として書き始めて1か月、オリーブとお米の収穫が終わりになりましたが、アーモンドの事はこのブログで一言も書いていませんでした。
ブログを始めたころには収穫が終わっていたからです。ブログ開始の8月下旬は千葉では雨も多く、アーモンドの実が落果して実の部分が腐り始めてしまいました。
8月に収穫したアーモンドは6粒でした。梅の実のような果実から種を取り出した写真です。食べるところは、その種をさらに割った「仁」という小さいところです。
我が家のアーモンドは、「タキイ」さんで買ったダベイという種類の苗から育てたものと、神戸の「東洋ナッツ」さんのアーモンドフェスティバルの花見祭りでいただいた種から育てたものの2つを育てています。
春に、ウメの開花とサクラの開花の間の時期=3月下旬に、サクラより一回り大きいきれいなピンクもしくは白い花を咲かせます。その花を観賞するために育てていますが、実も実るようになりました。
しかし、アーモンドは乾燥地帯に育つ樹木なので、我が家では結構過保護に面倒を見ているのですが、梅雨、高温多湿でなかなかうまく育たず、苦労と心配がかかります。さらに、子供がナッツアレルギーということで、どうもしっくりいきません。
今年も、春に寒の戻りがあり新葉は一度落葉してしまったり、急に一部の枝が枯れたり、勝手に折れたりしてしまいました。
これまでも、どうすればうまく成長するのかと、アーモンドの花見ができる「浜松フルーツパーク」に数度となく通ったりしていました。
更には10年ほど前には、世界の8割の生産量を誇るカリフォルニア州フレズノのアーモンド畑をドライブして見に行ったことがありました。見知らぬアーモンド畑に立ち寄って、その広大さ、実がたわわになっている木にもびっくりしました。
最近のアーモンド関連のニュース?では、温暖化でカリフォルニアのアーモンド畑は干ばつで数千本の木が枯れてしまったようです。
私は食品関係の仕事でもありませんし、お酒を飲みませんのでナッツもそれほどたしなみませんが、当時はよくそんな情熱をアーモンドに注げていたことに我ながら驚きます。(顔はアーモンドの下手なイラストで消しています。)
因みに、オリーブも大阪在住時に奥さんと小豆島に行ってその実りに感動しました。
また、春になりましたら、アーモンドの花をご紹介いたします。