コンビニで戸籍謄本を取れるようにする(その1)~マイナンバーカードを活用してみる(準備編)
国内出張でネットでANA航空券を予約しました。その際、パスポート情報が空欄になっていたので、情報を埋めようとパスポートを取り出してきたところ、パスポートが昨年7月に有効期限が過ぎていました。「そうか、この3年、仕事でも家族でも海外に行っていなかった」と実感しました。とともに、パスポートの更新をしようと、ネットでやり方を調べました。すると、市川駅前のパスポートセンターに申請に行く前に、戸籍謄本を取り寄せなければなりません。戸籍謄本というと、これまでは実家のある地元の区役所に行くか、その区役所にお金を払って取り寄せなければいけませんでしたが、今ではマイナンバーカードで自宅最寄りのコンビニエンスストアで発行できるようになったようです。
そこで、今回初めてマイナンバーカードを使って、コンビニで戸籍謄本が取れるように申請したいと思います。
しかし、いざやってみると、やはりマイナンバーカードがまだ身近ではないこともあり、手続きも多岐にわたるので、面倒でした。実際やってみて、手続きを整理してみます。(本物のマニュアルは膨大でわかりづらいです)
<マイナンバーカードを使ってコンビニで公的証明書が取るための事前申請方法(その1)>(パソコンでの手続き)
1.まず、大前提として、①マイナンバーカードをすでにもらっていること、②そのマイナンバーカードに暗証番号を設定していること、③(パソコンで手続きをする場合)カードリーダーを購入することです。
それで、自宅のパソコン(スマホ)から、マイナンバーカードを使って「マイナポータル」というインターネット上の国の窓口に申請する、という流れになります。
①マイナンバーカードの取得は、住んでいる市役所・区役所で手続きをしてください。(以前マイナポイントという1人当たり実質15000円もらえるキャンペーン期間に市役所に行って皆さんこぞって手続したと思います。)カードを受け取ったらなくさないように保管しましょう。

②暗証番号は、4つ設定したはずです。「署名用電子証明書」「利用者証明用電子証明書」「住民基本台帳用」「券面事項入力補助用」の4つです。
私もマイナンバーカード取得手続きした時、下のような紙きれに、市役所の人に言われるがまま、自分で決めた暗証番号をメモしました。それがあれば、安心です。忘れた場合は、市役所に相談してみるといいと思います。結局、マイナンバーカード活用の肝はこのパスワードだと思いますので。

「署名用電子証明書」の暗証番号は、大文字英字と数字の組み合わせで6~16桁、「利用者証明用電子証明書」「住民基本台帳用」「券面事項入力補助用」の暗証番号は数字4桁で設定しています。
③マイナンバーカードを差し込んで、パソコンにつなげる「カードリーダー」を用意します。マイナンバーカードに対応した機種は、下記URLで提示されています。https://www.jpki.go.jp/prepare/reader_writer.html
私は、コンパクトにたためてパソコンにUSB-Aで接続できる「エレコム ICカードリーダーライタ MR-ICD102BK」(2400円)を購入しました。しかし、今では自分のスマホがカードリーダーの役目ができるようなので、スマホで手続きする場合には、カードリーダーは不要です。ただし、スマホは紛失したり、更新することがあるので面倒な気がします。

ここまででも疲れたと思います。次回(その2)で、①マイナンバーカード、②暗証番号、③カードリーダーを使って、いよいよ「戸籍謄本をコンビニ交付できるように申請する」手続きをご紹介します。
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