オリーブ日誌-秋(その4)=塩漬け工程

【過去記事20210910】

我が家のオリーブの実を「新漬け」にしています。<手順①>渋抜きに続いて、

<手順②>塩漬け工程

と、大げさに書きましたが、渋抜きしたオリーブの実を、いよいよ食べられるように、保存しやすいように、塩水に漬けるだけです。

まず渋抜きできたサインは、漬けていた水の色と、一つサンプルを採って中身を確認。

このくらいでいいでしょう。

今回はふと、それだったら塩漬け前に食べてみようと思い立ちました。(今までは、鮮度を保つために渋抜きして即塩水に漬けていた)

すると、当然塩味はないものの、オイルとオリーブの香りが際立ち、口全体に広がりました。

おいしい!

オリーブのオイルをこんなに感じたのは初めてでした。(新漬けすると塩味でオイル感が控え目になります。)

これが食べられるのは、オリーブ農家さんしかいないかなと思う初体験でした。

さっそく、奥さんにも試食してもらったら、絶賛。「塩とビールが欲しくなるわね」と、目の前で勝手にサッポロビールを飲み始めました。(私はお酒嫌い)

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次は、ZIPLOCを湯煎して消毒して、1%の塩水にオリーブを漬けて冷蔵庫に1日保存します。

塩には多少こだわりがあり、岩塩を使っています。と言っても、昨年までは「エーゲ海の岩塩」という怪しげなものを奥さんが買ってきたので使っていました。味に丸みがあって(マグネシウム豊富?)よかったのですが、

今回は「モンゴルの岩塩」・・・・。どこで買ってきたの?大丈夫?砂じゃないの?

確かに珍しいけど、オリーブにモンゴルか・・・。

少し残念。いや、そうとう残念。

なお、サラサラの塩がよくありますが、溶かすと濁って不安になります。

     ZIPLOC-A(良品) 276g+塩水500g(1%=6g)20:00 塩漬け開始

     ZIPLOC-B(傷あり)227g+塩水500g(1%=6g)20:00 塩漬け開始

※保存料を入れていないのか、漬けるほど紫色の斑点が出ることもあります。特にB=傷がある分、紫色の斑点が出てきます。

次回以降、オリーブの実が塩分でしぼまないように徐々に塩分濃度をあげていき、最後は3%でおいしい新漬けの出来上がりです。

(3か月賞味期限、それ以上になると溶液が濁ってくる、5%にして長持ち保存)

初日、2日目は塩分1%、3日目2%、4日目3%

そろそろ、フレーバーとして、ハーブの準備もします。庭のタイム、ローズマリーを使います。

今日はこれで終わりです。一週間お疲れさまでした。忙しかった・・・

最後に、実を収穫したネバディロ・ブランコにお礼肥料をあげました。(ハイポネックスのオリーブ用の錠剤)