ノギスでの測り方
家にある木箱のふたのふちに段差があるのでそこに板をはめ込んで平坦にしようと、その段差を測ろうと家にある工具箱に眠っているノギスで深さを測ってみました。しかし、ノギスで測定した目盛りの読み方を知りませんでした。ネットで調べたところ、これまで間違った読み取りをしていたことがわかりましたので、備忘録として記します。
メーカーに勤めていて、お客さんの製品立ち合いで現場でパイプの太さとかを測定している現場に数多く立ち会いながら、恥ずかしながら、私自身ノギスの測り方を知りませんでした。
ノギスは、モノの厚み(外径)、内径、深さの3通りを測ることができます。私のノギスのメーカーはシンワ(新潟県燕三条)です。
今回は、深さを測りました。上の写真の左向きの2つのくちばしのうち下側のくちばしが測るモノの厚さによって可動します。今回は深さを測りたいので、最下端の中央の細いバーを動かしてモノの底に着いて止まったところで測ります。そして、下の写真のように、左のくちばしに記してある「0」の目盛りが本軸の目盛りのどの位置を指すかを確かめます。
すると、0の目盛りは本軸の目盛りの11ミリをちょっと過ぎたところ(赤の部分)を指しています。つまり、今回の深さは、11ミリ+小数点以下とわかります。
次に、小数点以下は、下くちばしに記載された0から10の目盛りのうち、本軸の1ミル単位の目盛りの線と一直線となる目盛りを探します。この場合、「5」の目盛りが本軸の目盛りと一直線(黄色の部分)となります。その場合、小数点以下の数値が、0.5ミリであることを表します。不思議ですが、昔の人の知恵だそうです。
この2つの目盛りの読み取りで、今回私が測りたかった深さは、「11.5」ミリであることがわかりました。この厚みの板を買ってこようと思います。
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