中学受験伴走記(2026受験)~テレビ授業ツールの充実
10日ぶりのブログです。その間いろいろなことがあり、記事を書く暇がありませんでした。その一つ一つをやっと少しづつ書き出していこうと思います。
まず、時も戻して、2/15は春一番が吹き、春に向けて季節も身の回りも変化してきました。
会社では、今週お達しがあり、コロナ禍に運用されていたテレワークが縮小されることとなりました。これまで週1回出社すればよかったのですが、これからは「60%以上」=つまり5日のうち3日は出社することとなりました。
それに対して、支店内の、特に女性の人から反対の意見があったようです。3年前にコロナにより出社停止になってから出社しなくても入票処理などの事務作業ができるシステムができてしまいました。お客さんとの打ち合わせも、出張コストの削減の効果もあり、テレビ会議が当たり前になりました。そのため、大半の人が週1,2回の出社で実務がこなせていたので、なぜ今さら元に戻らなければいけないのか?という反論が出てきても当然と思います。
一方、会社からは、「テレワークで失われた縦・横・斜めのコミュニケーションの必要性、業務の伝承には直接会話することの必要性」が述べられました。若干反論される余地はありますが、経営側としては「組織」を実感したい思いはありますし、オフィスがある背景を考えないといけないという意味では、「原則出社」すべきと考えるのだと思います。
勿論、世間一般からしたら、週3日出社だけでもコロナ後としては恵まれた勤務だと思われるでしょう。
私もこの3年大半を自宅で仕事をしていたので、在宅勤務の恩恵を受けてきました。パソコンの仕事が終わるとすぐに家事・勉強や子供の勉強指導をマンツーマンでできていました。そのため、今後それができなくなることは、本来名古屋に単身赴任の身なので、大きな変化です。
これまでの在宅勤務は、正直、自分のワークライフバランスとしては有益で、①建築士試験を進めることができた(学科試験に合格、製図試験の講習に通えた)、②子供の勉強に伴走できた、③家事をフォローできた(庭の管理、家財データ管理、塾の送り迎えなど)が充実できました。
今後在宅時間が約半分になるので、当面の課題の①建築士製図試験、②子供の勉強にさける時間が減ることが不安材料となります。
特に、②の受験勉強指導は、子供は5年生になり週3回の授業になり勉強量も増えてくる中、名古屋滞在が増える私がその勉強に伴走できる時間が減ることに対して、何かしら工夫をしないと思い、名古屋からのテレビ授業をする準備を始めました。これまでも何度かzoomで遠隔授業をしたことはありましたが、自宅でやるよりも効率よくできませんでしたので、今回本格的にツールを充実させて臨もうと思っています。
その一つのツールとして、新規ノートパソコンの購入です。今現在自宅にあるパソコンは15.6インチの大きなノートパソコンで、それを子供の勉強机据え付けの棚に置くと出っ張って勉強できなくなってしまいます。そのため、新たにHPの13.3インチのノートバソコンを約9万円で購入し、机正面に立てかけるようにして、子供の目の前でテレビ会議ができるようにしました。そして、パソコン自身を奥さんに管理してもらって、テレビ会議以外でも、テキストデータの取り纏めなどにも利用してもらおうと思っています。
もう一つのツールは、これまで自宅での授業では、ホワイトボードを利用して、授業をしていました。それがお互いにとっても良い勉強スタイルでした。しかし、ホワイトボードまで行って問題を書き写すなど意外と手間と時間がかかります。それをテレビ授業でやると、もっと煩雑になりもっと効率が落ちる気がします。
そのため、お互いの手元のテキスト・ノートを映し出せる「書画カメラ」を両地点に2台用意しました。私は、台湾メーカーのj4createという会社の、JVU390という自立する「書画カメラ」を2台購入しました(7800円×2台=約1.5万円)。https://jp.j5create.com/products/jvu250
10cmほどでコンパクトで持ち運びができます。パソコンにUSBでつなげれば、テレビ会議で映し出すことができます。書画カメラの種類はいろいろありますが、立派なものは数万円で、結構大きいものが多く、勉強机に置きづらいものが多い中、この「書画カメラ」は持ち運び可能なコンパクトさ(6㎝四方で自立する)で、自立し、高さ調整もできます。一番いいところは、眼下を映し出すと普通は逆さに映し出されてしまいますが、このカメラはボタン一つで画像を180度反転できることです。
そして、カメラをどの高さにすれば、B5もしくはB4を映し出せるかを検証し、カメラの三脚の高さをチューニングしました。一方、映す対象としてテキスト全部が見られるように、勉強机でのテキストの置き場所も決めました。
これによって、大きなホワイトボード代わりに、私の手元で書き上げることのできるノート型のホワイトボート(nu-board)A4を映し出すようにして、一方で、子供の方がテキストを解いている文字をリアルタイムにみられるようにしました。(算数などは、解いている流れをチェックしできます。以前のテレビ授業では子供がテキストを回答して「できた」といっておきながら全然できていなかったことが後日わかったという経験があったからリアルタイムに子供の書いたものをチェックする必要があったからです。一方、パソコン上の「ホワイトボード」ソフトや、Wacomの液タブを試しましたが、電子ペンに慣れておらず手間がかかり、自由が利きませんでした)
このように準備をして、いよいよ名古屋単身赴任生活が始まる来週に、試行錯誤で、名古屋からの遠隔テレビ授業をしたいと思います。
#家庭・教育・健康#教育#中学受験 50sblog-edu04-pic20230223