中間配当金の季節~これまでの平凡な投資遍歴  

12月に入りました。やっと寒くなり家の近くも紅葉が進みました。今日の最低気温は4度、立派な冬になりました。12月と聞くとそろそろ冬のボーナスだと、それをどの口座に振り分けて今後のカード引き落としに備えるかを考え始めたのですが、気が早すぎていたようで、うちの会社は12月中旬の入金でした。
そんな折、株式の中間配当金のはがきがいろいろ届きました。

231202171513694


その金額や投資方法は誇れるものではありませんし、毎年変わり映えしません。NISA株はほとんどなく、税金が20.315%(高い!)控除されて、配当金は毎年20万円弱といったところでしょうか?
株式投資は、配当利回りという視点で私は管理しています。しかし、本来「配当利回り」という指標は、今現在の株価での指標となりますが、私の購入時株価で算定して配当利回りをチェックしており、含み益がありよい配当利回りの株式を残して寝かせる投資としています。買った時より値上がりして、かつ配当金がよい株式に縁がありそうと思えば、購入・投資しています。こうして、20万円の配当金で、金利が0%に近い貯金のままより毎年お金を増やせたと思っています。
例えば、
大日本印刷:現在の配当利回り1.53%⇒私の配当利回り4.76%
武田薬品工業:現在の配当利回り4.51%⇒私の配当利回り5.21%
商船三井 :現在の配当利回り4.65%⇒私の配当利回り6.64%

かれこれ20年近く株式投資活動をやってきました。前のめりではなく、何とはなしに続けてきました。株式以外の投資はやったことがありません。投資信託も、頼むのがプロといえども人任せにするのが怖いと思ってやったことがありません。ましてや、外貨預金、先物取引、仮想通貨など、自分で予想できないことはやったことはありません。
最初に株式投資を始めたのは入社6年目、丁度インターネットの黎明期で、またたまたまシステム子会社に出向しておりITバブルがはじまったときのことでした。その会社も株式上場するということもあり、NTTデータや伊藤忠テクノの株式が軒並み高騰し、インターネットでの株式投資が始まって身近になったこともあり、1999年欲にくらんでIT業界の株式を現物購入した時期がありました。しかし、高値掴みしたまますぐにITバブルは崩れ、「まだまだ大丈夫、回復する」と思っているうちに2003年日経平均株が8000円台に落ち込み、私にとってはかなりな含み損が出ました。それ以降、含み損株は塩漬けのまま持ち続けました。 


次の投資タイミングは、会社本体に戻ったときで、その配属部署に関わる会社の株式を業界研究を目的に購入して数年がたつと突如その業界がバブルとなり含み益がでて、それを機に塩漬けIT株を一緒に売却し差損を出さずにすみました。
それ以降は、配当金の利回りがよい安定した会社への株式投資だけとなり、今現在は1社だけ9万円含み損があるだけで、それ以外は含み益を残して配当金だけを目当てに運用しています。
(とはいっても、実は、2020年コロナが勃発して急に下がった株式市場で、「すぐにコロナ禍は回復する」と予想して懲りずに、JR株を購入しましたが、一向にコロナが回復せず株価は戻らず20万円くらい含み損になりました。その時は、別の新規上場株を購入・売却し差損を解消しました)
来年から新NISAで、ますます貯蓄から投資へと尻を叩かれますが、私はこんな遍歴で、勇気も先見性も乏しい男なので、老後もチャートをにらめっこすることはなく、気が向いた時に100万円以下のちょっとした投資で数年かけて小さい利益を確保するくらいだと思います。FIREするような天から降ってくる幸運には巡り合いそうにない株式遍歴で人生は終わりそうです。 

なお、私はSBI証券派です。いろいろなネット証券会社を使ってきましたが、銀行との連携やATM・振込手数料無料サービス、多岐にわたる金融情報は要領よく詰まっているので便利だと思っています。今回の新NISAの口座も、12月までに移管すればもれなく2000円プレゼントがもらえるので、そちらに移そうかと思っています。

#お金#株式 50sblog-money01-pic231202