オリーブ日誌-秋(その1) =オリーブご紹介
【過去記事20210901】
9月に入り暑さも和らぎ、オリーブの実も熟してきて、また、春に続いて新芽が出てくる季節になってきました。
うちのオリーブは、3つ。受粉樹のネバディロブランコ(スペイン)、シンボルツリーのミッション(アメリカ)、変わり種のカラマタ(ギリシャ)です。
ちなみに、オリーブの花言葉は「平和」「勝利」。国連のマークも、オリンピックの冠(月桂樹ではないそうです)もオリーブです。確かに、静かにたたずんでいながらも常緑でうっそうとせずいつも明るい感じがします。手間もかからず毎年実も収穫できますので、平和な気がします。
しかし、この時期からオリーブに付く昆虫には注意が必要になってきます。うちでの要注意昆虫は3つです。(虫が苦手な方はリンクは見ないほうがいいです)
・ヘリクロテントウノミハムシ
・カメムシ
・スズメガの幼虫
ヘリクロテントウノミハムシは小さいテントウムシみたいで、はじめはかわいいやつと思って放置していたら新芽や実をかじって、オリーブの見栄えがわるくなります。どこから来るのかいまだわかりませんが、ほぼ100%新芽を食い荒らします。(日本の気候ならではなのかもしれません)跳ねて逃げますし、殺虫剤でもなかなか死にません。
カメムシは大きく、オリーブの実を吸ってへこませます。カメムシは下手につぶすと何とも言えなく臭くて、その日一日気持ちがブルーになります。あまり動きませんので、最近の駆除方法は、100均のプラスチックのシャーレでカメムシがつかまっている葉っぱごと挟み込んで捕獲し、そのシャーレを思い切り振って容器の中で臭い液を出させると、その自分の発した臭いで死んでしまいます。「残念な動物図鑑」を読んだ子供から教わりました。
スズメガの幼虫は一晩で一枝の葉っぱをねこそぎ食べてしまいます。大きな幼虫ですが、緑でなかなか見つかりません。唯一の手掛かりは、地面に落ちたフンです。フンを見つけたらあらゆる角度で探して駆除します。
オリーブに付く害虫は悪いばかりではなく、カマキリが卵を産むいい場所にもなっています。
オリーブの木にもいろいろな出来事があります。
20210901_#オリーブ#昆虫